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イカリモンハンミョウ
錨紋斑猫
Abroscelis anchoralis punctatissima (Schaum)
概要
体長:12-15mm.粒子の細かい砂浜海岸に生息する.和名のとおり錨(いかり)のような斑紋が特徴的.絶滅がもっとも危惧されるハンミョウの一つ.(2013年野外撮影)
分類・形態
・体長:12-15mm
分布
・国内:本州・九州・種子島
・国外:中国南部・台湾・ベトナム
レッドリスト等
・石川県指定天然記念物・石川県指定希少野生動植物種(2005年)
・環境省:絶滅危惧IB類EN
・石川県・大分県・鹿児島県:絶滅危惧I類
生態
砂の粒子が細かく引き締まった砂浜海岸に生息する.海浜性ハンミョウ類の中でもっとも絶滅が危惧される.石川県ではかつて約30kmにわたって広く分布していたが,砂浜への車の乗り入れなどの人為的要因により,現在ではわずか2km程度の海岸域に見られるのみである1.
引用文献
1佐藤(2008)海辺のハンミョウ(コウチュウ目 : ハンミョウ科)の現状と保全.保全生態学研究13: 103-110.
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