top of page
トウキョウヒメハンミョウ
東京姫斑猫
Cylindera kaleea yedoensis (Kano)
概要
体長:9-10mm.市街地の公園や低山地の空き地などでみられる.中国などから帰化したハンミョウと考えらており,関東と北九州を中心として徐々に分布拡大しているようである.(2017年野外撮影)
分類・形態
体長:9-10mm
分布
国内:本州・九州
基亜種は中国,台湾,インドシナに分布
レッドリスト等
・山口県:絶滅危惧II類
生態
市街地の公園や低山地の空き地などでみられる.幼虫が夏に巣穴を塞ぎ、秋に再び開ける「夏眠」行動が観察され,これは幼虫の捕食寄生蜂を回避するための行動である可能性がある1.中国などから帰化したハンミョウと考えらており,関東と北九州を中心として徐々に分布拡大しているようであり,近年では大阪府2や静岡県3での発見記録がある.
引用文献
1松本行史(1987)トウキョウヒメハンミョウの生活環と夏眠.昆虫と自然22(2):11-14.
2山本捺由他(2005)関西初発見!トウキョウヒメハンミョウ. Nature Study 51(2): 12.
3小堀健・平井克男・小堀光(2017)静岡県東部および中部のトウキョウヒメハンミョウの記録. 東海自然誌 (10): 27–30.
bottom of page