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シロスジメダカハンミョウ

白筋目高斑猫

Therates aloobliquatus W.HORN 1909

概要

​体長:7-9mm.大きく張り出した眼と大きな上唇(じょうしん)が特徴的なメダカハンミョウ属の一種.成虫は亜熱帯雨林の林床に生息する.(2018年野外撮影)

分類・形態

​・体長:7-9mm

大きく張り出した眼と大きな上唇(じょうしん)が特徴的なメダカハンミョウ属の一種.東南アジア中心に100種以上が分布し,その北東端が琉球列島の本種である.東南アジアを中心に分布するメダカハンミョウ属だが,本種はその分布の北東端の種.4亜種に分類され,そのうち2亜種が琉球列島に分布する.

分布

国内:石垣島・西表島(西表亜種),沖縄島・徳之島・奄美大島・屋久島(屋久島亜種)

国外:台湾島(基亜種),蘭嶼(蘭嶼亜種)

​レッドリスト等

​・鹿児島県:情報不足DD(ヤクメダカハンミョウ T. a. yakushimanus)

​・沖縄県:情報不足DD

生態

亜熱帯雨林内のシダなどが生い茂る暗めの林床に生息し,朽木や石などの上で静止している姿がよく観察される.

引用文献

1

著者について

山本 捺由他 

Nayuta YAMAMOTO

幼い頃からハンミョウに興味があり,現在は大学院博士課程でハンミョウの生態や体色の研究をおこなっている.

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